支援事例

相談者Fさんの場合

ケアハウス(生活相談員)

男性Fさん(86歳):自立

ケアハウスに入所中、保証人が負担となり辞退

相談内容・問題点

現在、妻の甥が身元保証人となっているが、時間的な制約等により手を放したい意向

妻は認知症が進んでおり、お互いに身元保証人となることは不可能

ケアハウス側としては、ご本人がご高齢でいつ体調の変化が生じてもおかしくないため、当財団との契約を速やかに締結してもらいたい意向

身元保証の業務内容及び契約手続き等を説明する中で、本人様の理解度を高める必要があったため、個別 の資料を作成し説明を実施したところご理解をいただく

死亡後は検体(ともしびの会) に申込をしているが、納骨は必要となるため、納骨は財団との契約を希望

契約後の状況

今後のことを考えて介護認定申請を実施する

医師の所見診断書の手配等、介護認定訪問調査時の立会いを実施

想定される介護度によるケアプラン計画作成に伴うカンファレンスへの立ち合いを行う

< 契約後3ヶ月 >

施設から奥様が体調不良により入院したとの連絡あり

ご本人が精神的に不安定になっていないか訪問し確認を行う

施設相談員から奥様の状態、今後の入院見込等について説明を受ける (概ね1ヶ月程度の予定)

< 契約後4ヶ月 >

施設からご本人の体調不良により入院したとの連絡を受ける

各種の入院手続き、入院に必要となる荷物や薬等を届ける

担当の医師から病状、今後の治療方針等について説明を受ける(肺炎の疑いで2週間程度の見込み)

「夫婦が入院することとなり、お手数を掛けて申し訳ないです。先が長くないかもしれません」と気弱になっている状況のため、担当看護師を交えた面談を実施し不安感の解消に努める